SE(サイマルテニアス・エンジニアリング)は、主に自動車業界などで重視・採用されている開発方式で、製品の品質を高めたり、開発期間の短縮やコスト削減を可能にします。
具体的には、製品の研究開発や設計、製造といった開発プロセスに関わる複数の工程を同時並行的に進めることで、各部門間での情報共有をリアルタイムで行い、連携して作業を進めるという手法です。
開発期間の短縮が可能で、製造時期によってばらつきが出にくい安定した製造品質に貢献します。
また、常に製造側からのフィードバックを得られることで、後工程での設計変更や手戻りを防止し、仕様変更に対しても、効果的なコスト削減策を実施できるようになります。